企業ロゴに見る企業文化

濵桜コンサルティング / デザイン部です。

弊社では、企業さまの
「成長文化構築」のお手伝いをしており、
日々企業文化について研究をしています。

そこで、
デザイン部が担当するブログでは、
企業ロゴのデザインの観点から
「企業文化」について
探っていこうと思います。

まず初めに、
なぜ企業ロゴを深く理解してゆくことが
「企業文化」を知ることにつながるのかを
説明しなければいけません。

多くの企業の場合、
ロゴはその企業の文化を表現しています。

ロゴは
単なる文字や図形を使った
企業名の装飾ではありません。

企業がロゴを決定するプロセスでは、
まず初めにその企業の理念や価値観、
ビジョンやミッションなどを
深く掘り下げていきます。

そして、
それを明文化した後に、
さらに社内外へと端的に
明確に伝えるために
ロゴをはじめとする視覚的な
アイテムを作成します。

ロゴは
企業の個性や魅力、
ブランドイメージを表し、
顧客や社会にその企業の文化を表す
一つのシンボルです。

企業ロゴを見ることで、
その企業の「企業文化」を探ることになる、というわけです。

ロゴは
あらゆるビジュアル媒体での
視認性を高めます。


例えば、
街角やテレビCM、ウェブで
パッと目に入るロゴは、
それを見る回数が増すほど
皆さんの記憶に残っていきませんか。


たびたび見るだけが理由はなくても、
その企業への信頼感がいつの間にか
芽生えているのではないでしょうか。

またロゴは企業の特性を一瞬で伝え、
信頼感や好感度を高める効果があります。



例えば、
革新的で先進的な企業であれば、
そのイメージに合った斬新なロゴ、



逆に、
伝統的で安定した企業であれば、
そのイメージに合った伝統的で落ち着いたロゴになります。



また、
若者向けの商品やサービスであれば、
その嗜好に合ったカラフルでポップなロゴ、



逆に、
高級感や品質を重視する商品や
サービスであれば、
その嗜好に合ったエレガントで
上品なロゴです。



ロゴを見ただけである程度は
その企業の業態が想像できるはずです。
 

以上のように、ロゴは、
企業文化の表現方法として多くの要素が考慮されています。


また、ロゴは
単に作って終わりではなく、
常に見直しや改善がおこなわれています。

市場や社会の変化に対応し、
企業文化と顧客ニーズの変化に応じて
刷新され続けています。

ロゴは、
企業の成長と変化を示すものでもあります。



それゆえに
企業のロゴの制作意図や
ロゴの変遷を深く理解することが、
その企業文化やその企業の成長の
変遷を知る手掛かりになるといえます。



これから
様々な企業のロゴを手掛かりに、
その企業文化や成長文化を
探っていこうと思います。
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