濵桜コンサルティングの濵野芳裕です。 今日は仕事をしていく上でも 成長実感を感じる上でも重要な 物の見方、捉え方、考え方の1つ 「視点・視野・視座」 についてのお話です。 よく視点という言葉を 聞くことがありますが、 この視点という言葉の中に 「視点・視野・視座」という 3つの要素が含まれています。 まず今日は 視点についてお伝えします。 視点とは、何かというと どこを見るかということです。 どこを見るかは、 人や立場によって違います。 同じものを見ていても、 人によって見ている箇所、 見え方等は違います。 目の前にある 同じ1つのりんごを見る時も 人によっては りんごの中心を見たりとか りんごのヘタを見たりとか 底の部分を見たりとか 見る箇所(ポイント)は違います。 私たちが、 よく勘違いするのは 自分が見ているものを 相手も同じように 見ていると思うことです。 そもそも「人と人は違います」 同じ組織、会社にいても 年齢も違えば経験値も違います。 育ってきた環境や価値観も違います。 だから同じ場所にいても、 同じものを見ていると限りません。 これを認識せずに、 コミュニケーションすると、 コミュニケーションの齟齬が起きます。 だから相手は、そもそも 自分が見ているものを 見ていないかもしれないという思いで 上司や部下やお客様… 色んな人と話をする時に 意識する必要があります。 コミュニケーションする時は 自分には何が見えていて どう感じているかを 表現していかないといけないし 話をきく側としては、 相手には何が見えていて 何を伝えようとしているのかを 汲み取ろうという姿勢で コミュニケーションをしないと お互いが何を見ているか、 考えているかが正しく伝わりません。 だから 「人と人は違う」ということを 常に意識する必要があります。 さらに視点は 「柔軟に視点を変える」という 言い方もしますが、 これから 世の中がどんどん変わっていく 予測困難な時代(VUCA)の中で、 今まで見ていたものとは、 違う視点で物事を見て、 今までのやり方、考え方に 固執せず、柔軟に視点を変える 必要もあります。 次回は視野と視座についても お伝えしていきます。
「視点・視野・視座」①
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