
今日は、 成長と進歩のために 新しい習慣を身につける プロセスについてお話します。 人が新しいことを学び、 実践し、習慣として定着させるためには、 一定のステップが必要です。 まず、人間には 「ホメオスタシス」という 機能があります。 これは、 体や心が一定の状態を保とうとする 性質のことで、現状維持を目指します。 新しいことを始めるためには、 このホメオスタシスの壁を 乗り越える必要があります。 新しい習慣を身につけるプロセスは 以下のように進みます: ➀「知らない」から「知っている」へ 最初に、 私たちは自分が知らない情報や知識を学びます。 これが知識の壁を超える最初のステップです。 ➁「知っている」から「やってみる」へ 次に、新しく学んだことを実際に試してみます。 これにより、体験の壁を越え、 実際に体験することができます。 ③「やってみる」から「気づく」へ 実践を通じて、私たちは新しいことに気づきます。 この気づきによって、物事の深い理解に近づきます。 ④「気づく」から「わかる」へ 体験による気づきは、物事の本質を理解し、 難しさを知ることにつながります。 これが理解の壁を超えるステップです。 ⑤「わかる」から「習慣化」へ この理解をもとに、 PDCAサイクルを繰り返すことで、 習慣の壁を越えることができるようになります。 ⑥最終的に「自分のもの」に 習慣化を通じて、ホメオスタシスの壁を乗り越え、 最終的に新しい習慣を「自分のもの」として 定着させることができます。 人間は自然と現状を維持しようとしますが、 自分にとって重要なことや、 本当に身につけたいことに対しては、 これらのステップを意識的に進めることで、 習慣化することが可能になります。