仕事をしていく上でも マネジメントをしていく上でも 人の良いところ見つけて それを伝えることがとても重要です。 人の良いところ見つけて伝えることで 相手と良好な関係を築けたり、 相手の成長を加速させたり、 チームの質を上げることが できるようになります。 人の欠点は誰でも見つけられます。 「人の欠点を見つける」ことと 「ブスッとした顔」でいることは 誰でもできます。 逆に「人の良いところ見つける」ことと 「笑顔」でいることは、努力とセンスが 必要です。 人材育成では「心にはコップがある」と言われます。 相手の心のコップが、下を向いていたら こちらが、いくら良いことや正しいことを 言っても入っていきません。 逆に相手の心のコップが、上を向いていたら こちらが、良いことや正しいことを言うと ドンドン入っていくし吸収していきます。 例えば、全く同じことを Aという先輩とBという先輩に言われた時に、 Aという先輩から言われたら腹が立つのに、 Bという先輩から言われたら腹落ちしたという ことがあります。 これは、何が違うかというと、 その先輩との関係性の違いです。 その先輩と信頼関係があるかないかです。 人間は、そんなに論理的にできていないので、 実は「何を言うか」より 「誰が言うか」の方が重要なんです。 そして、この心のコップを 上に向ける第一歩が 相手の良いところを見つけて それを伝えることです。 人は、放っておいても 相手のダメなところは 絶体見えます。 だから、 日頃から相手の良いところを 見つけようと思って アンテナを立てて 人に接することが重要です。
「人の価値を発見する」
目次